品川駅は、JR在来線はもちろん、新幹線、京浜急行が停車するアクセスに優れた駅です。
特に、京浜急行であれば羽田空港からのアクセスも良好。そのため、国内に複数の支社を構える大手企業に加えて、国際的な企業の本社オフィスが、品川駅周辺には存在しています。
また、充実した交通手段は、従業員の働きやすさにもつながっているといえます。
品川で再開発がはじまったのは、1990年代後半。
ほかの地域より一足はやく再開発が行われたため、ほかのオフィス街にはないような高機能なオフィスビルが数多く建てられています。
品川は、明治5年頃に当時の先端技術を用いた煉瓦工場が建設されて以来、ものづくりの街として知られています。
その後、大正時代までには目黒川に沿って工場が数多く建設され、京浜工場地帯の発祥へとつながっていきます。
このものづくりの街としての名残は現代でもみられ、化学工業、電気機械器具、輸送用機械器具といったさまざまなものづくり企業のオフィスが立ち並んでいます。
品川区役所がある区の中心的位置にある大井町でも、大規模な再開発が進められています。
大井町はアトレや大手家電量販店といった、大規模商業施設が駅前に集積する品川区でも人気のある場所ですが、百貨店の閉店などにより業種転換が進んでいます。また、築15年以上経つ賃貸オフィスや中規模以下の物件が多いといった背景もあり、拠点を求める企業にとっては決め手に欠けるエリアといえるでしょう。
そこで、人を街に呼び込む商業機能の導入、そして業務機能の誘導や土地利用転換による機能更新などを目的とした再開発が開始されました。
今現在進行中なのは、住居や子育て支援施設、店舗などを中心とした大井一丁目南第1地区市街地再開発です。ここでは、細分化された土地の統合と建物の共同化により、土地の高度利用を図ることを目的としています。東京都都市整備局によると、区道の拡幅や災害時に防災拠点となるオープンスペースの整備なども含まれており、業務・商業・住宅が融合した街づくりが実施されています。
目黒・大崎・五反田など、合計40もの駅がある品川区。区内どのエリアにいても、駅が近くアクセス性に優れており、こういったメリットから賃貸事務所を移転する場所としてよく選ばれています。
また、都心部と羽田空港のおよそ中間に位置している為、都内各地に短時間でアクセスする事が可能。
その為、手広く事業を営みたい企業にとって非常にメリットの大きな場所なのです。

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